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2008年11月の記事

らす・きあ無駄話その6 潮汐のふしぎ

最初におわび。
「鳥たちの杜」連載第15回にて、御影の名前の漢字を間違えてました。
「鈴香」ではなくて、「涼香」が正しい表記です。ごめんなさい。
遅ればせながら訂正させていただきました。


 「蛹化」の章の後半、聡がメランコリックになって汐の満ち干についてうだうだと考えるシーンがありましたね。
 本当は、生きものの生殖活動と縁が深いのは満月の満潮の夜という気がします。
 奄美大島に旅行したとき、満月に照らされた車道をたくさんのカニさんが産卵のために横断するのを見てびっくりしました。
 我が家のヤマトヌマエビも、満月の夜に卵を放すことが多いような……。
 作中では現実の暦にあわせるため、新月に近い夜という設定になってしまいましたが。
 まあ、まんまるお月様を見ながら物思いにふけるのもちょっと難しい気がします。
 西洋では月光は狂気の光とされ、狼男を呼び出すわけですが、日本ではそこまで陰鬱なイメージはないですね。
 月見で一杯ひっかけて団子でも食べて、狸と一緒に踊り出すほうが楽しいですよね。

らす・きあ無駄話その5 地名人名

 これまた関西在住の方はお気づきと思いますが、登場人物のうち、日本人の姓はすべて京阪神近辺の地名を使用しています。
 なかには葺合(ふきあい)のように、行政区の合併などで絶滅寸前の地名もありますが、それぞれに由緒来歴のある言葉なのですから、「中央区」なんて無味乾燥な記号で簡単に置き換えて欲しくないものです。
 他地域の方には読みにくそうな地名について、以下にざっとふり仮名をつけてみました。

烏丸 からすま   葺合 ふきあい   堂島 どうじま   加茂川 かもがわ
玉造 たまつくり  江坂 えさか    船場 せんば    瓜破 うりわり
塩屋 しおや    津守 つもり    西代 にしだい   御影 みかげ
売布 めふ     茨木 いばらき   加島 かしま    海老江 えびえ
逆瀬川 さかせがわ 御幣島 みてじま

 めったにお目にかかれない固有名詞ほど、ややこしい人物につけているのはお約束。
 おっと、御幣島さんはまだ名前を紹介していなかったな。
 すでに登場はしてるんですけどね。

らす・きあ無駄話その4 原稿用紙のかわりに

 執筆に利用しているのはノートパソコンとWindowsMobile内蔵のPHSと「アイデアツリー」というソフトです。
 これはアウトラインプロセッサといって、ワープロソフトやエディタよりも、文章の順番を段落ごとにいれかえたり、あとからひとつの章を書き足したりするのが効率的にできる仕組みになっています。
 まずは作品全体の流れを決めて、適当な章の名前をわりふって目次を作ります。
 そのあと、それぞれの章の中身を文章にしていくのですが、アイデアツリーを使えば章の増減や並べ替え、分割が簡単にできるので、筋立てをしやすいのです。
 だいたいストーリーの軸になる大切な場面から先に書き始めて、補足的なシーンやつなぎの場面などはあとから埋めていくのが私の書き方です。
 固有名詞や伏線など、矛盾がおきないように検索をかけて統一できるのも、パソコンソフトのありがたいところ。
 さらに、PHSにも同じソフトをインストールして同期がとれるので、外出先でも電車のなかでも、ちまちまと執筆することが可能です。
 書斎に腰を据えてじっくりものを書くなんてぜいたくは許されない、日曜ラノベ作家の秘密兵器ですね。
 もっとも、「鳥たちの杜」は見切り発車で連載を開始したので、せいぜい3~4回分さきまで下書きをしておくのが関の山です。
 しかも、ラストシーンが最初に思い浮かんだので、時系列ならその直前にあたる部分を冒頭に持ってきてしまいました。
 自分で自分の首をしめているわけですが、さて、今のペースでラストまでたどりつけるんでしょうか。

らす・きあ無駄話その3 勝手にBGM

 映画やアニメと違って小説にはBGMはつきません。
 でも、書きながら
「この場面ではこんな曲が流れていたらいいな」
とか、
「このキャラクターの雰囲気って、この曲が似合うかな」
なんて想像するのは楽しいです。
 作家は作品のみで勝負すべし、というのが私のモットーではありますが、読者さんにも聴いてみてもらいたいすてきな曲が世の中にはたくさんあるということで、一部ご紹介します。
 今回は、「脚高蜘蛛」編です。

Ground Beat 東儀秀樹 アルバム「フロム・エイジア」より
 友情のテーマ。照れます。篳篥とピアノの絡みがいいんです。

転生 芸能山城組 アルバム「輪廻(りんね)交響楽」より
 ムシを追っかけてる時の聡の脳内環境。光、緑、空……

春の海 シャープ・ファイヴ アルバム「春の海」より
 滋と清子の特養チェイス。この曲がはやった頃、清子さんは30代でした。

Panorama 吉田兄弟 アルバム「飛翔 三味線だけの世界 Vol.1」より
 図書館から海へ駆け下りていく滋。実は大好きなシーンなんです。

 こうしてみると、入手の難しそうな曲もありますねえ……

らす・きあ無駄話その2 ベイビースパイダーズ

 「脚高蜘蛛追跡」冒頭の仔グモの孵化シーンは、ほぼ実話です。
 我が家の洗面所の天井が芥子粒のような赤ちゃん達でいっぱいになった時にはさすがに驚きましたが、とってもわくわくする体験でもありました。
 どんな生きものだって、生命の誕生はやっぱり奇跡、感動ですよ。
 家の中ではアシダカグモよりもハエトリグモに遭遇することが多い今日このごろ。
 先日も、知人宅の小学生たちが、
「ムシがいるー、こわいー」と大騒ぎ。
 見ると、ほんの小さなハエトリのお子さんです。
「咬まない?」
と恐る恐る見ている子どもたちの前で、
「大丈夫だよー」
と、指を近づけるとジャンプ、手をかざすと糸でぶらさがってくれます。
 とうとう子どもたちも寄ってきて、クモさんにしばらく遊んでもらいました。
 「ムシ好き」増殖計画は着々と進行中です。

らす・きあ無駄話その1 タイ・タコ子午線

 関西在住の方はすでにお気づきのことと思いますが、「ラス・キア」のロケ地は東経135度線が通っていることで有名な海辺の町です。
 JR新快速の停車駅からちょっと南に歩いていただくと、漁港に面した高層マンションが見えます。
 国道を西にドライブしていくと、ぴかぴかのパワーショベルがごろごろしている大工場があります。(向かいの飲食店は廃業されてしまいましたが)
 ため池を利用した公園から海にくだれば、人工島やテトラポッドのすきまに、こじんまりした海水浴場もあります。
 郊外にはこぎれいなマンションや分譲住宅が増えたけど、プロパンガスボンベの並ぶ木造アパートも、田んぼやキャベツ畑やイチジクの木もまだまだ残っています。
 古くは源氏物語から、最近では田中哲弥さんの「大久保町シリーズ三部作」まで、さまざまな文学作品の舞台にもなってきた町です。
 きらびやかな都会でもなければ自然あふれるリゾートでもない、大型娯楽施設もなければ整備された観光地でもないけれど、しぶとくしたたかに「ワン・アンド・オンリー」を主張している、そんな町の雰囲気が少しは作品に活かせているでしょうか。

更新ペースと新しいカテゴリーについて

 毎度☆咲耶のブログにお越しいただき、ありがとうございます。
 賢明な読者諸氏にはすでにお気づきのことと思いますが、「鳥たちの杜」は今のところ、日金水日金水の2週間に3回ペースで順調に更新できています。
 なるべくこの調子でゴールにたどりつけるようがんばりたいです。

 ところで「ココログ小説」のポータルからはいれる携帯向けの目次は、更新の反映がちょっとゆっくりめのようです。
 1日でもはやく続きが読みたい!という熱心な読者さまは、直接メインページにお越しいただくのがいいようですね。

 更新時刻はどうしても遅めになってしまうので、せっかく見にきたのにまだ載ってない!というご迷惑もおかけしていることと思います。
 そんな時に手ぶらでお帰りいただくのも心苦しいので、合間を見て舞台裏の雑文なども掲載していこうかと考えています。
 ネタばれにはならないように気をつけますが、1作目をお読みいただいてからの方が楽しめる内容になるんじゃないかな、と思います。

 今後ともよろしくお引き立てのほどを。

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