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震災98日目

1970年の万博日本館に展示されていた「よろこびの塔」「かなしみの塔」というのをご存知でしょうか。

http://www.flickr.com/photos/30439191@N06/5539199295/

ふたつの塔の内壁には、それぞれ西陣織の巨大なタペストリーが掲げられていました。ひとつは原子爆弾の投下による被害の悲惨さを、もうひとつは原子力の平和利用で得られる繁栄を象徴したものだそうです。

原爆の惨禍を知って以降、この国に住む人たちには原子力に対する不信感、恐怖心がしっかりと根付いてきたと思います。この感情は核兵器に反対する強い世論の原動力ともなったし、被爆者に対する根拠のない差別を産みもしたと思います。

原子力エネルギーを平和利用しようとする人たちにとってはこのような市民感情をどのようにして和らげるかが大きな課題だったのでしょうね。
理屈を超えた強い拒否感に対しては、これまた理屈を超えたイメージ戦略で対抗するしかない。そう誰かが考えたのかどうかは知りませんが、「ともかく安全」とお題目のようにアピールすることだけが優先され、その根拠をきちんと説明してこなかったのは否定できません。
あげくにお題目を唱えている当事者のほうが自己暗示にかかってしまって根拠ある安全対策を怠っていたとしたら釈明の余地はないでしょう。

それはそれとして、「やっぱり原子力は怖い、信じられない」と感情論だけで反対するのでは60年以上前に逆戻りです。まったく同じ状況に逆戻りしたのでは、時間がたてばまたぞろ「原子力はやっぱり安全」のイメージ戦略が復活しないともかぎりません。

必要なのは結論ありきの旗をふりかざすイデオロギーの対立ではなく、事実に基づいた冷静な議論です。
自分が信じたい意見と同じ意見の人とばかり群れていても、世の中は変わっていきません。

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