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2011年10月の記事

最近のんだお酒

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スコッチウイスキーベースのリキュール、ドランブイ。
冲方丁の「バイバイ、アース」を読んでから一度は飲んでみたいと思っていたお酒。
ねっとりと濃厚、ハーブとハチミツが効いているけど、がつんと来る40度。これは真冬に身体と心を熱くするお酒。

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全芋焼酎 蘭。
一次麹も含め、原材料すべてがサツマイモ。黒麹仕立ての正当派芋焼酎の香りで、しかも華やか。お湯割りに最適。25度。

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クレーム・ド・カシス・ド・ディジョン。
長男20歳の誕生祝いに入手したお酒。甘口でフルーティ。カシス・ソーダにしたらいくらでも飲めてしまう。初心者向きだけど本格派。16度。

最近めっきり酔いやすくなって、量をこなせない分、味わって楽しむことをこころがけてます。

客観的事実と感情の狭間

さて、今までのだらだらと書いてきた文章の結論は「日本政府は今すぐタバコを法的に禁止せよ」ということではありません。ついでにいうと、私は「日本人は今すぐすべての原子力産業から撤退せよ」という意見にも賛成ではありません。

タバコにも放射線にも健康被害をもたらす危険性があるにもかかわらず、私達の生活と切っても切れがたい関係を続けてきた、ということを書いただけです。
世の中には毒性、発がん性、催奇形性をもつ物質は山ほどあるのですが、タバコと放射性物質ほど日本人の心にさまざまな感情を呼び起こすものはないと思います。それだけ歴史的社会的影響力が大きかったともいえるでしょう。

社会的影響力が大きいだけに、客観的な疫学データとは別のところで、いわば国民規模の「感情論」でもって議論されてきたように思われます。
放射線に関しては根強い恐怖心、否定的感情。
タバコに関しては安直な親近感、危険性の軽視。

原発の安全宣伝は国民的否定感情を呼び起こさないための過剰防衛だったと思っていますし、タバコに反対する議論は常に、喫煙者の過敏な被害者意識に反撃されてきました。

世論は社会を動かす大きなエネルギーでしょう。しかし、その源泉が確認された事実ではなく、根拠に乏しい「よくわからなくて怖い」「今まで慣れ親しんできたから手放したくない」といった感情では心もとないと思います。

健康第一主義で原発もタバコも全面廃止、というのもひとつの考えでしょうし、産業重視、経済効果重視でどちらも存続、というのも別の考えでしょう。

一番わけがわからないのは、「放射能が怖い」からと被災地からの物資や人間を拒否しながら喫煙を続けている人たち、ということになりませんか。

健康と産業について自分自身がどのあたりを落としどころと考えるのか、フィーリングに流されて事の重大性を考えるバランスがおかしくなっていないか、そんなことを少しでも考えていただけたらとてもうれしいです。

タバコと原子力 日常生活への関与

前項ではタバコ産業と原子力産業の類似点をあげましたが、相違点もあげておかないと不公平ですね。

一番大きな違いは私達の日常生活への浸透度、親しみやすさ、とまとめられるのではないでしょうか。

原発は事業規模が大きいので、いったん事故になると影響を及ぼす範囲が広いのですが、燃料や廃棄物などは一般市民には直接触れられないところで厳重に管理されています。それだけなじみが薄く、得体のしれないイメージがあるのでしょう。

タバコは自販機や売店で簡単に入手できるし、購入後の取り扱いには法的規制などなく、喫煙者にまかせられています。家庭内に日常的にころがっているせいで、危険性の単位としては微少だけど、そのぶん管理はルーズです。
乳幼児の誤嚥事故のトップはタバコですし、火災原因では第3位(1割くらい)にあがっています。身近すぎて危険性が軽視されていますが、数をまとめると相当なものです。

次に考えられるのは、人間社会への貢献度、産業としての重要度でしょうか。

原子力は被爆の危険性をのぞけば非常に効率的で安定したエネルギーの供給源であり、電力として考えれば現代社会に生きるどの人にとっても重大なファクターです。
一方、タバコはもっぱら喫煙者の嗜好だけが用途です。一生タバコにかかわりあいのない生活をしても人間には何の不都合もありません。非喫煙者にしてみれば、農地や紙製品やエネルギーなど、他にいくらでも使い道のある限られた資源を、この先どこまで嗜好品に割り当てていいのか、という疑問も生まれてくるでしょう。

タバコ産業と原子力産業

タバコと原子力。
全然関係ないように思われてますが、けっこう共通点があるとわかってきましたか。

国家の都合ありきで、産業全体が国に保護され、官民一体となって発展してきたこと。そのため、考えられる健康リスクについて意図的に情報が隠蔽されていた疑惑があること。

その産業に従事する人たちに他の産業よりも深刻な健康被害がおきる恐れがあること。
(タバコ農場で働く人は、自身が非喫煙者であっても皮膚からニコチンなどの成分を取り込むことで喫煙者と同じように循環器疾患や癌にかかるリスクが高まる、という外国の研究があります)

その産業関係の構造物が災害にあった場合、周辺の人たちにも健康被害をまきちらす恐れがあること。
(タバコ工場や倉庫の火災では相当の黒煙が一帯にたちのぼることが観察されています。ニコチンは水溶性なので、津波で倉庫が流されれば海水が汚染されることになります)

危惧されるリスクがたぶんに疫学的なものであること。
「タバコを吸っていても癌にならない人はいるし、吸わなくても癌で死ぬ人はいる。今のところ自分は喫煙していてもどこも悪くなっていない」
「放射線を浴びても癌にならない人はいるし、浴びなくても癌で死ぬひとはいる。今のところ自分は被爆していてもどこも悪くなっていない」
上記の文章は、どちらも疫学的にはまったく正しいのですが、読み比べてどう思われますか?

Macintosh SE

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Macintoshse

BBSストーリー・IN・KOBE Vol.4 (1990年初版)という自費出版誌に、はじめてMacを購入した時のレポートを掲載していました。

記事中の11月11日は1989年のことになりますね。
当時のジョブズはアップルを追い出されてネクスト社を立ち上げていましたが。

文中のカットもMacで描いたもの。プリインストールされていたMacPaintとワンボタンマウスを使用しています。
ペンタブもスキャナも知らなかった時代です。


サラリーマンとタバコ

 江戸時代にはそれこそ「はみだし者の悪習」扱いされて規制をかけられたこともあるタバコですが、専売制が導入されてからは喫煙習慣そのものが公認されていきます。

 第二次世界大戦後の政治改革時にも専売制には手はつけられず、戦後タバコの販売本数は増加の一途をたどります。
 紙巻きタバコはその手軽さと覚醒効果によって、高度成長期に急増した第三次産業従事者……サラリーマンにどっぷり愛好されるようになっていきます。
 
 1960年代にヒットした「エイトマン」というマンガ/アニメ作品があります。主人公のロボット刑事はタバコ型の強化剤を喫煙することで電子頭脳の制御をしているという設定になっています。
 この時代のタバコは決してアウトサイダーやルサンチマンの象徴ではなく、国家の再興発展のために睡眠時間も惜しんでデスクワークに没頭する企業戦士たちのシンボルだったのです。
 
 比較するならアルコールはダウナー系の代表、中枢神経の働きを阻害して使いものにならなくする「怠け者の依存物質」です。
 終戦直後にはヒロポンが、他国ではコカインが「強制労働」「不規則睡眠」のコントロール目的で使用されていたわけですが、日本のサラリーマンは自らタバコを吸うことで長年にわたってハードワークをのりきってきたということです。

 専売公社と働き者の国民の蜜月もやがて終焉を迎えます。
 数年単位ではめだった健康被害を及ぼさないタバコも数十年単位で吸い続けることで心臓、呼吸器などにじわじわと障害をもたらすことがわかってきたのです。

 タバコを吸いながら働き続けた世代が高齢者になって、虚血性心疾患、気道呼吸器系の癌、慢性閉塞性肺疾患などの罹患率が増大していてきました。
 このような疾患は治療に膨大な費用がかかるため、健康保険のシステムに相当な負荷をかけるようになってきたのです。

 タバコと健康に関する現在の政府の公式見解として、厚生労働省のサイトにリンクを貼ってをおきますね。

 http://www.health-net.or.jp/tobacco/menu03.html

 対するに、JT(旧:日本たばこ)の「喫煙と健康に関する見解」は、こちらです。

 http://www.jti.co.jp/corporate/enterprise/tobacco/responsibilities/responsibility/index.html

 読み比べていただくと興味深いかもしれません。

 専売制の廃止は時代の趨勢だったのでしょうが、その後急速に自由化が進んだ「塩」に比べ、政府はタバコの製造販売を一社に留めおき、そこから税収を吸い上げ続けています。タバコ産業は国家事業ではないという建前をつくることで、同じ国のなかで医療費削減と税収確保の綱引きをしているバカバカしさを隠蔽しているつもりのようですね。
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