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暴力論32 加害者をやっつける前に

 被害者にできるもっとも初歩的な自衛手段は「いやです」「やめてください」とはっきり意思表示すること、それでも加害者が聞き入れないときには、さっさと逃げ出して他の人の助けを求めることです。
(ものすごく当たり前に聞こえるかもしれませんが、加害者が顔見知りだったり圧倒的な力の差を誇示されたりすると、なかなかうまくいかないものです)
 一番へたくそな対処は暴力で反撃しようとすることと、当事者の間だけでことをおさめようとすることです。
 その理由についてはこれまで何度も書いてきました。

 さて、被害者から助けを求められた人はどう対処するのがよいでしょう。
 最悪なのは無視、無関心です。
 自分の手にあまると思ったら、せめて助けになりそうな人を一緒にさがしてほしいものです。

 助っ人がそろったら、最優先すべきは被害者の安全を確保することです。
 うっかりして加害者が被害者に接触できる状況をのこしたままで加害者をやっつけたり叱ったりすると、とんでもない結果を生みます。
 当たり前に聞こえるでしょうが、小学生のいじめ相談を受けた担任から国際社会の人権論争まで、被害者無視の加害者糾弾が生む悲劇はやまほどあります。

 被害者をしっかり守ってから、もし加害者に何か働きかけるとしたら、「手段としての暴力はともかくまちがっている」が、「目的や心情については話しあえる」とはっきり伝えることでしょう。

 それでなくても加害者は、自分の存在が他者にないがしろにされていると思いこみやすく、強者は弱者を徹底的に踏みつぶすと信じているわけですから、その信念に荷担するようなアプローチは有害無益です。

 目的が正しければ手段が正当化されるというのが、いやになるほどありがちな誤りです。また、手段をまちがえている人は問答無用で叩きつぶすというのも同じくらいの誤りです。

 殴り合いで勝ったほうの意見だけが尊重されるなんて、じゃんけんで法律を決めるくらい根拠のないことだと思いませんか。

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